今日は私が入ったミュージック・ペンクラブ・ジャパンというところがどういうところなのかについて、簡単にお話ししたいと思います。
ミュージック・ペンクラブ・ジャパンは
1966年に設立された「音楽執筆者協議会」を母体としています。当時の音楽界の第一線に立つ約40名のクラシック、ポピュラーの音楽評論家・オーディオ評論家によって結成されたもので、会員の原稿料・著作権保護を求め、同時に言論による日本の音楽文化の向上を目指した権益保護団体でした。
1994年に、ペンをもって音楽と関わる人材を集めた組織として、名前を「ミュージック・ペンクラブ・ジャパン」に変更。
2014年には、音楽文化の発展を担う組織として、その活動を一層公的かつ国際的なものとすべく法人化にも踏み切りました。
会員の幅は広がって、現在では音楽評論家、オーディオ評論家、音楽学者、音楽ライター、作曲家、演奏家、プロデューサー、訳詩者、編集者など、多様な職域から音楽に関わる専門家が結集しています。
また、当クラブ発信のホームページを持ち、音楽賞や音楽イベントなどの文化活動を定期的に行っています。
2014年現在、会員数は約160名です。(HP抜粋)http://www.musicpenclub.com/aboutus.html
会員の職種はどの人も社会的ポジションが高く、メディア(フジ・産経グループ)代表取締役に始まり、大学教授、FM横浜、FM東京などのプロデューサーやDJ,さらに新聞記者、雑誌編集者など、音楽業界全般の多岐に渡って、現役で活躍している、または現在の放送音楽業界を立ち上げた世代の方々です。
そんな中に
何の社会的ポジションも持たない一介の主婦が
ある日、たった一通のメールを出したことで、人生が180度変わりました。
さらに、単に会員ではなく、理事という役職を頂いて、数ある役割の中から、今年度は、ペンクラブの広報・宣伝と新会員招致委員になり、右も左もわかっていない私が、音楽界の生き字引とも言われる草分け的な鈴木道子さんと組むのです。
いきなりそういう人達の中に放り込まれて、本当に何だか場違いのところにいる、という気持ちになることは否めません。
皆さんがよくして下さって、必ず理事会のあとはお茶会や懇親会に誘って下さるので、どんどん輪の中に入らせて頂いている、という感じです。
ですが「人生のステージが上がるというのは、そういう事なのよ」と教えて下さった人がいて、「そこに入るだけの資格を持っているから、そこに入れたのよ。そのうち、居心地が普通になるから」と言われました。
確かに、いろいろな本を読んでも、自分がいきたいと思う世界や、お金持ちになりたいと思うなら、そういう人達と付き合いなさい、と書かれていて、自分が望む世界の人達と付き合うことが、結局自分のステージをあげることに繋がる、と言われます。
そういう意味で、私のステージも上がったということなのかもしれません。
多くの優秀なジャーナリストの人達の間で、自分にしか書けないものを確立していきたいと思っています。
自分というものをしっかり持っていることだけが、新しい世界で通用する唯一の武器だと感じます。
自分軸を確立する。
「文章を書くこと」は私に、自分軸を確立し、自分というものを取り戻す事を教えてくれたのです。